
トリドールホールディングス代表取締役社長兼CEOの粟田貴也氏による新著『躍進トリドールの「心的資本経営」』において、データサイエンス企業サイカとの共同取り組みが紹介された。従業員の「ハピネス」、顧客の「感動」、店舗の「繁盛」という3要素の関係性を科学的に検証する内容で、サイカはトリドールHDの「心的資本経営」を支えるパートナーとして、マーケティング・経営支援の両面からデータサイエンスを活用した分析を行ってきたという。
従業員満足と店舗の業績がどうつながっているのか、感覚ではなく数字で知りたいと感じている経営者は多いはずです。日々の現場運営の中で、その因果関係を言語化しづらいもどかしさに共感します。
大手チェーンが自社の経営手法を書籍という形で外部に発信し、データ分析企業との協業事例を公開する動きは、人的資本経営への関心の高まりを反映しています。従業員満足度と顧客満足度、収益性の関係を可視化しようとする試みは、大手チェーン動向の一つの潮流として捉えられます。
自店でも従業員満足度調査や顧客アンケートを定期的に行い、簡易的にでも相関関係を把握してみるという道もあります。また、こうした大手の取り組み事例を参考に、自社の規模に合った形で「従業員の働きやすさ」と「業績」を結びつける指標づくりを検討するという道もあります。
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