
元ソニーグループ社長兼CEOの平井一夫氏と、丸亀製麺を展開するトリドールホールディングス創業者で社長兼CEOの粟田貴也氏による対談記事の後編。生成AIが事業戦略立案などリーダー業務を代替できる時代に、リーダーに求められる資質を議論。平井氏はEQの高いリーダーシップの重要性を説き、粟田氏は心的資本経営の一環として、周囲からのリスペクトを評価基準とする人事制度の取り組みを紹介している。トリドールは国内外に1200店舗以上を展開する大手外食チェーン。
店舗運営や人材育成に日々向き合う経営者にとって、リーダーシップのあり方を考える機会は貴重に感じられるはずです。大手チェーンの創業経営者の視点から学べる点は多いでしょう。
生成AIの普及により、これまで優秀なリーダーの専権事項とされてきた戦略立案などの業務が代替可能になりつつあります。大手外食チェーンの経営トップが、こうした時代の変化を見据えてEQや人事評価制度の見直しに着手している点は、業界全体のリーダー論の潮流を示す一例といえます。
自社の人事評価制度にEQや周囲からのリスペクトといった観点を取り入れるという道もあれば、まずは現場リーダーの意識改革から始めるという道もあります。大手企業の事例をそのまま導入するのではなく、自店の規模や文化に合わせて部分的に応用するという選択肢も考えられます。
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