対象決算期:2026年6月期 通期
かんなん丸(証券コード7585)の2026年6月期通期決算は、売上高1,882百万円(前年同期比+0.6%)、営業利益-108百万円、親会社株主に帰属する当期純利益-189百万円という結果になった。売上はほぼ前年並みだが、営業利益率は前年同期の-7.4%から-5.7%へと1.7ポイント改善している。この記事を読むと、赤字幅が続く中でも利益率が改善している理由、その改善が増収によるものではなく利益率構造そのものの変化によるものだという内訳、そして会社が公表した2027年6月期の業績予想が示す再建の道筋が分かる。売上がほぼ動かない中で利益率だけが変化したという事実は、規模の小さい飲食店経営者にとっても、コスト構造の見直しがどれだけ収益に直結するかを考える手がかりになる。
数字で見ると何が起きたか
かんなん丸の2026年6月期は、増収でも増益でもない、いわば「損失圧縮の年」だった。売上高は1,882百万円で前年同期比+0.6%とほぼ横ばいだが、営業利益は-108百万円、経常利益は-107百万円、当期純利益は-189百万円と、いずれも損失が続いている。
