
トレタ代表・中村仁氏へのインタビュー連載第2回。テーマは「集客とCRM」。多くの飲食店オーナーが「集客=新規客獲得」と捉えがちだが、中村氏はその発想こそが経営を苦しめる要因になっていると指摘。新規集客に頼る店ほど利益が出にくく、既存客をリピーターへ育てる仕組みづくりが重要だと語る。予約・顧客管理システム「トレタ予約台帳」を運営する立場から、外食DXの現在地を解説する内容。
新規のお客様を呼び込むことに広告費や労力を割いてきた経営者ほど、この指摘にはドキッとするのではないでしょうか。集客=新規獲得という思い込みは、多くの現場で当たり前になっています。
予約・顧客管理システムを提供するトレタの代表が語る内容であり、外食業界全体でCRM(顧客関係管理)やリピーター施策の重要性が改めて注目されている流れの一端と位置づけられます。DXツールの普及により、既存客データを活用した経営判断がしやすくなってきた背景があります。
新規集客に投じている広告費の一部を、既存客のリピート施策に振り向けるという道もあります。また、予約・顧客管理システムを導入し、来店データを蓄積・分析することで、再来店を促す仕組みを整える方法も考えられます。まずは自店の新規客とリピーター客の比率を把握することから始めるという選択肢もあるでしょう。