ラーメンチェーンを展開する幸楽苑ホールディングスが、日本酒蔵を完全子会社化したことが分かった。再生手掛ける新井田傳氏が関わる酒蔵で、同社は今後の駅前出店に備え、オリジナル酒類の開発・強化を進める狙いがあるとみられる。詳細な取得条件や酒蔵名は非公開部分に含まれ、公開情報からは判明していない。
ラーメン一杯の傍らに置くお酒まで自社で作るという発想、思いついても実行できる企業は多くありません。飲食業がものづくりの上流に踏み出す動きに、驚きと期待を感じる経営者も多いはずです。
外食企業が酒蔵を買収する動きは、単なる多角化ではなく、駅前や繁華街での差別化戦略の一環と位置づけられます。オリジナル酒類は価格競争に巻き込まれにくく、業態の個性を強める手段として注目されています。
自社でオリジナル商品を開発する道もあれば、既存の酒蔵や生産者と提携して限定商品を展開する道もあります。規模の大小に応じて、買収ではなくコラボやOEMから始めるという選択肢も検討に値します。
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