テンアライド株式会社が運営する「てんぐ大ホール」「湊や磯吉食堂」は2026年10月7日より、両ブランド計72店舗で「ご飯大盛り無料」サービスを再開する。2024年以降の米の品薄・価格高騰を受けて一時休止していたが、顧客満足を重視する企業理念「先義後利」のもと、顧客還元策として復活させる。一部店舗ではすでに再開済みという。
原価高騰のなかでも「お客様に喜んでほしい」という思いで無料サービスを再開する判断には、同じ現場を預かる経営者として共感する部分が大きいのではないでしょうか。
米価格の高騰は多くの外食店にとってメニュー原価や提供量の見直しを迫る構造的な課題であり、大盛り無料のような顧客還元策は真っ先に見直し対象になりやすいサービスです。今回の再開は、価格高騰が一服、あるいは企業として吸収可能な水準まで落ち着いてきたことを示す一つの動きとも読めます。
大盛り無料のような分かりやすい還元策を復活させて客離れを防ぐという道もあれば、米以外の原価上昇分を別のメニュー構成や価格設定で調整するという道もあります。自社の原価構造や客層に応じて、どの部分で「先義後利」を体現するかを見極めることが選択肢になりそうです。
「1,000円の壁」はメニューで明暗、海鮮丼は許容も牛丼・ハンバーガーは厳しさ増す
サイゼリヤ急伸の裏側、値上げ検討よりも「客数」がカギになる理由
丸亀製麺のトリドールが下請法・取適法違反で勧告 「合意していた」が通らない理由飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食経営者のためのメディアです。無料会員になると、自分の業態を選んで関係するニュースを前に出せます。
飲食noteを続けて読んでいただいています。無料会員になると、自分の業態を選んでその業態のニュースを前に出せて、気になるタグの新着もフクタンの解説つきで受け取れます。