
特定技能制度を巡り、政府が「医療・福祉施設の給食業」の受け入れ再開と「介護」分野の停止回避のため、受け入れ分野の区分変更を調整していることが分かった。全体の上限人数は変えず、分野間で枠を付け替える方針。10月中旬の有識者会議で議論し、年内の閣議決定を目指す。本来は分野ごとの必要人数に応じて枠を設定する制度だが、今回の対応はその趣旨から外れた運用となる。
給食委託や介護連携で外国人材に頼る現場にとって、採用枠の行方は死活問題。制度の先行きが読めない中での人員計画は悩ましいところです。
特定技能制度は業種ごとに必要人数を積み上げる建付けですが、今回は全体の上限を維持したまま分野間で枠を融通する異例の対応です。給食や介護の人手不足が制度の想定以上に深刻化している裏返しとも言えます。
委託給食業者や介護連携先との情報共有を密にし、採用枠の動向を早めに把握しておくという道もあります。また特定技能以外の人材確保策(技能実習からの移行、国内人材の待遇改善など)も並行して検討する道もあるでしょう。
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