
くら寿司は通常店の2倍強の客単価を誇るプレミアム業態「無添蔵」を都心部で拡大する。2005年に大阪府堺市で1号店を開業後、長らく関西4店舗にとどまっていたが、2025年5月に関東初進出となる中目黒店、2026年7月に新宿店を相次いで開業する計画。照明を落とした店内に和の装飾を施し、回転レーンを残しつつすだれで個室感を演出するなど「日常の中の非日常」をコンセプトに据え、都心攻略の切り札として位置づけている。
低価格・高回転が強みだった回転寿司チェーンが、あえて客単価を上げる業態に本腰を入れる動きは、多くの飲食店経営者にとって気になるニュースではないでしょうか。価格競争だけに頼らない生き残り方を模索するヒントになりそうです。
外食全体で原価高騰や人手不足が続く中、大手チェーンは低価格路線だけでなく、客単価を上げて収益性を確保する業態開発にも力を入れ始めています。くら寿司の「無添蔵」はその象徴的な事例で、長年実験的だった業態を都心向けに本格展開する点が特徴です。
自店でも客単価を上げる看板メニューや上質な空間づくりを一部導入し、既存業態と差別化する道もあります。逆に、低価格・高回転という強みをさらに磨き上げて勝負するという選択肢も考えられます。いずれにしても、価格帯の異なる複数の業態・メニューを使い分けて顧客層を広げる発想は参考になりそうです。
参照元の記事を読む(ダイヤモンド・チェーンストアオンライン)
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