
大宮の立ち飲み「日々酒々」は2024年8月開業。日本料理出身の伊藤浩靖氏がワンオペで運営し、8.5坪の店内で月商400万〜450万円、多い時は500万円を売り上げる。立ち飲みでありながら予約が必要なほど満員が続き、女性客からも支持を集めている。伊藤氏は複数の和食店で修業後、大宮の立ち飲み「角打ち 酒屋の隣」で経験を積み独立。今後は大宮エリアでの店舗展開を目指すとしている。
狭い店で一人営業しながらここまでの数字を出せるのは、経営者として純粋に励みになる話だと感じる読者も多いはずです。立ち飲みという業態への先入観を覆す結果に、勇気をもらう人もいるでしょう。
立ち飲みは単価の低さから「薄利多売」のイメージが強い業態ですが、この店は料理と日本酒にこだわることで客単価と満足度を両立させ、小さな坪数でも高い月商を実現しています。ワンオペという制約の中で予約必須の人気店に育てた点は、業態の固定観念を揺さぶる事例といえます。
狭小店舗でも専門性を高めて客単価を引き上げるという方向性もあれば、立地や客層に合わせて業態の常識にとらわれず独自の強みを磨くという道もあります。ワンオペ運営のノウハウを多店舗展開にどう継承するかも、今後注目される論点になりそうです。
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