
居酒屋「塚田農場」を展開するエー・ピーホールディングス(APHD)が、コメの自社生産に参入した。静岡県小山町の農地を借りて栽培し、9月上旬に「コシヒカリ」約250キロを収穫。まずは自社の外食事業で使用し、将来的には外部への販売も検討する。2025年産の国産米は供給不足で価格が高騰し、調達対応に追われたことが背景にある。
コメ価格の急な高騰に振り回された経営者は少なくないはずです。原価管理の努力だけでは吸収しきれない仕入れリスクに、日々頭を悩ませている方も多いでしょう。
今回の動きは、外食大手が原材料調達を市場任せにせず、自ら生産段階まで踏み込む「内製化」の一例といえます。コメに限らず、供給不安の強い食材について自社確保のルートを持つ動きは、今後他の外食企業にも広がる可能性がある構造的な変化として位置づけられます。
自社での生産や契約栽培に踏み出す道もありますが、資本力や規模が必要になるため中小店舗には難しい面もあります。産地との直接契約や複数の仕入れルートの確保、メニュー構成でコメの使用量を調整するなど、規模に応じた選択肢を組み合わせる方法も考えられます。
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