対象決算期:2026年4月期 通期(2025年5月1日〜2026年4月30日)
東和フードサービス(3329)の2026年4月期通期決算は、売上高133億15百万円と前期比3.9%増で過去最高を更新した一方、営業利益は9億84百万円と同7.4%減という、増収減益の決算になりました。経常利益と純利益は増加しており、一見すると悪い決算には見えませんが、本業の稼ぐ力を示す営業利益率は前年から0.9ポイント低下しています。売上が伸びているのに本業の利益率が下がるという現象は、多くの中堅・中小飲食チェーンが直面している構図でもあります。本記事では、この決算から「増収がどこまで利益に変換されたか」「利益率の低下がどこから来ているか」を数字で分解し、規模の異なる飲食店経営者が自店に持ち帰れる示唆を整理します。
決算数値が示す増収減益の実態
今回の決算の最大の論点は、増収が達成された一方で本業の利益率が悪化したことです。売上高は133億15百万円(前期比+3.9%)と伸びましたが、営業利益は9億84百万円(同-7.4%)に落ち込み、営業利益率は7.4%と前年同期の8.3%から0.9ポイント下がりました。
