
ロイヤルホールディングス、銚子丸、双日の合弁会社「SUSHI-TEN USA」が2026年10月1日、米カリフォルニア州オレンジ郡に新ブランド「SUSHI BLISSBA」を開業した。先行する寿司専業の「SUSHI NIGIRIBA」2店舗の検証を経て、和牛や西京焼き、日本酒まで扱う総合和食ダイニングへ業態を広げた形で、店内84席・テラス34席の計118席、客単価25〜30ドル超のアッパーカジュアル業態となる。同日にはシンガポールでも和食関連のM&Aが実施され、米国・アジアで同時に多国籍展開を進めている。
海外での大型投資や合弁の話は、日々の現場を回す経営者にとって遠い世界に感じられるかもしれません。それでも、大手が「寿司専業から総合和食へ」と業態を拡張した判断には、自店のメニュー戦略を考えるヒントが潜んでいます。
外食大手と専門チェーン、商社が組む合弁は、職人技術とチェーン運営のノウハウ、物流網を組み合わせて海外市場を開拓する動きの一例です。寿司専業から和食全般への拡張は、インフレ下で単価を上げつつ需要を取り込む戦略として位置づけられます。
こうした大手の動きをそのまま真似る必要はありませんが、客単価設定やメニュー幅の広げ方を自店の規模に合わせて参考にする道もあります。また、専業からの業態拡張がどのタイミングで有効かを見極めるため、同業他社の展開を継続的に観察しておくという選択肢も考えられます。
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