王将フードサービスは餃子の王将のブランドでオーストラリア・シドニーに独資の子会社を設立し、現地出店を進める。一方、大阪王将を展開するイートアンドホールディングスは米国での事業展開を進めている。あわせて味の素の冷凍餃子は既に30カ国以上で販売されており、日本発の餃子は海外市場での存在感を広げつつある。
国内の人口減少や競争激化を横目に、海外に活路を見出す大手チェーンの動きは、地方や個人店の経営者にとっても他人事ではないニュースに映るはずです。
外食大手が国内出店だけでなく海外での直営・独資展開に踏み出すのは、国内市場の成熟と成長余地の海外シフトを示す典型的な動きです。餃子という日本発の親しみやすい商品カテゴリーが、海外でも受け入れられやすいことも背景にあると考えられます。
国内で規模を追う大手の動きを横目に、自店では海外需要を意識したインバウンド対応を強化するという道もあれば、逆に地域密着型のニッチ戦略を深めるという道もあります。また、冷凍食品やEC販売など海外展開の別ルートを模索する選択肢も考えられます。