
大阪府箕面市の洋菓子店「シェ・ナカツカ」が新業態として、パン店「BAKERY mugii(ベーカリームギー)」を2026年10月2日にオープンする。小麦の風味をしっかり感じられるパンをコンセプトに掲げ、日々約60種類のパンを販売する予定という。既存の洋菓子事業に加え、ベーカリー業態への展開となる。
看板商品を持つ店が新しい業態に踏み出すのは、期待と不安が入り混じる決断だったのではないでしょうか。既存顧客の信頼をどう新業態にも波及させるか、悩ましいところだと思います。
洋菓子店がベーカリーに参入する動きは、製菓・製パンの技術的な親和性や、原材料・設備の共通利用による効率化を背景にしている業態と見られます。小麦の風味というシンプルな価値軸を打ち出す点も、昨今の素材訴求型パン店の流れに沿っていると言えそうです。
既存業態のブランド力を新業態の認知獲得に活用する方法もあれば、あえて別ブランドとして立ち上げ新規客層を開拓するという道もあります。また品目数を絞り専門性を際立たせる戦略と、約60種類という幅広いラインナップで多様な客層を取り込む戦略、どちらを選ぶかも経営判断の分かれ目になりそうです。
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