
ホットペッパーグルメ外食総研(リクルート)の調査によると、日常的に飲むビール系飲料は「国産ビール」が68.2%でトップ。男性は71.5%、女性は63.4%で、女性は「ノンアルコールビール」25.7%、「発泡酒」24.8%の支持が男性より高い。酒税率変更後の飲酒頻度意向は各カテゴリとも過半数が「変わらない」と回答し、消費ペースに大きな変化は見られない一方、「輸入ビール」「微アルコールビール」「プレミアム・クラフトビール」は「増える」の割合が高い。求める要素は「キレ・のどごし」が45.6%で1位、重要視する要素でも25.0%で1位だった。
税制の話題が出るたびに「客足や注文内容が変わるのでは」と身構える経営者は多いはずです。今回のデータは、そうした不安を少し和らげてくれる内容と言えます。
酒税の税率一本化という制度変更の節目でも、消費者の基本的な飲酒行動は大きく動かず「現状維持」が主流という結果です。ただし輸入ビールやクラフトビールなど付加価値カテゴリでは消費が増える方向の回答も見られ、画一的な値上げ対応では顧客の多様なニーズを取りこぼす可能性がある点が構造的な特徴です。
定番の国産ビールの価格・提供品質を維持しつつ、クラフトビールや輸入ビールなど付加価値カテゴリをメニューに加えて選択肢を広げるという道もあります。また「キレ・のどごし」という根強いニーズを前面に打ち出した商品説明やPOPで訴求するという方法も考えられます。女性客の発泡酒・ノンアルコール志向を踏まえ、メニュー構成を性別・層別に見直すという選択肢もあるでしょう。
参照元の記事を読む(ホットペッパーグルメ外食総研(リクルート))
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