物価高と人手不足が続くなか、外食チェーンが値上げしても客離れを起こさず稼げているかを専門家が独自に評価。客数変化率と客単価変化率を軸にした「インフレ対応力」(40点満点)でサイゼリヤが最高評価を獲得し、「成長力」部門でも首位となった。すかいらーく、すき家、ジョイフルも高評価となり、値上げと客数維持を両立できているチェーンが浮かび上がった。デフレ時代の低価格競争から一転、価格をどう客に受け入れてもらいながら利益を確保するかが業界共通の課題になっている構図が示されている。
値上げのたびに客の反応を気にしながら値付けを決めている経営者は多く、大手チェーンでも同じ悩みを抱えている様子が伝わる評価結果です。
この記事は、原価高・人手不足という業界共通の外部環境のなかで、値上げを客数を落とさずに実行できているかどうかが、チェーンの実力差として可視化されつつある状況を示しています。客単価と客数の両方を伸ばせている企業とそうでない企業の差が、今後さらに開いていく可能性があります。
値上げのタイミングを商品ラインナップの見直しと合わせて行うという道もあれば、客単価を上げる代わりに一部メニューの価格を維持して客離れを防ぐという道もあります。大手の対応力を参考にしつつ、自店の客層に合わせた価格戦略を検討する道も考えられます。
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