
京都の株式会社ランプは、飲食・小売特化AI「Ritel」に新機能「AI画像生成機能」と「トリガー配信機能」を追加した。従来は顧客データ分析から施策立案までを支援していたが、今回の機能追加により、販促文章・画像の制作から配信までを自動で実行できるようになった。背景には、POSやEC、アプリ等で顧客データを取得できる環境が整う一方、人手不足で施策実行に手が回らない飲食・小売現場の課題がある。
顧客データはあっても、忙しい現場では販促の企画や配信まで手が回らないという悩みは多くの経営者に共通するのではないでしょうか。人手不足の中で「わかっているけどできない」状態が続くのは、もどかしいものです。
POS・EC・予約システムなどのデータ活用基盤は普及しつつあるものの、実際にそれを施策に落とし込み、配信まで実行する体制を持つ店舗は限られています。今回のような「提案から実行まで」を担うAIツールの登場は、データ活用と現場の人手不足という業界共通の課題を埋める動きの一例といえます。
こうしたAIツールを導入して販促作業を自動化するという道もあれば、まずは自店のデータ活用状況を棚卸しし、どこにボトルネックがあるか見極めるという道もあります。いきなり全面導入せず、小規模な施策から試して効果を検証するという進め方も考えられます。