明治大学と吉野家ホールディングスは10月5日、牛由来の脂質が食後の意欲や自発的活動の維持に関係する可能性を示す共同研究成果を発表した。牛丼・豚丼・助六寿司を食べた際の意欲や集中力、疲労感をアンケートで比較したところ、牛丼は他の2品より食後の「意欲」スコアが有意に高く、「集中力」も高い傾向がみられた。マウス実験でも、牛脂を与えたグループは回し車での走行距離がラード群を100とした場合192.27となり、自発的な運動量に差が出たという。
自社商品に科学的な裏付けを与える取り組みは、他の経営者にとっても刺激になるニュースではないでしょうか。地道な研究発表が話題性につながる好例といえそうです。
大手チェーンが大学と組んで商品の効能を学術的に検証する動きは、ブランド価値向上や差別化の一環として注目されています。牛丼という定番商品に新たな付加価値を見出す試みともいえます。
こうした研究結果をメニュー説明やPRに活用するという道もあれば、自社の看板商品の特徴を改めて見直し、健康・機能面からの訴求を検討するという道もあります。すぐに真似るのではなく、自店の商品の強みを科学的・体験的に言語化する工夫から始める方法も考えられます。
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