長崎市内25の飲食店やホテルで提供される「ながさき刺しゃぶ」に新メニューが登場した。長崎産の魚を刺身としゃぶしゃぶの両方で楽しむ企画で、和華蘭文化を意識した5種類のタレが用意され、シメには魚介のうまみを含んだおにぎりも用意される。ホテルインディゴ長崎グラバーストリートでは10月26日から「あご出汁と茸の旨み」(6600円、1日6食限定)を提供。あごだしに雲仙産干ししいたけとドライポルチーニを合わせるなど、地元食材を生かした内容になっている。市内飲食・観光業者が連携して準備を進めてきた地域横断の取り組みである。
地域の魚や食材を使った企画メニューを考える飲食店経営者にとって、複数店舗・業種が連携して一つのブランドを育てる取り組みは参考になるはずだ。
「ながさき刺しゃぶ」は特定の一店舗ではなく、市内25の飲食店やホテルが参加する地域ぐるみの商品開発企画であり、観光と飲食を結びつけて地域の魚食文化を発信する狙いが見える。
こうした地域共同の統一メニュー企画に参加することで単独の集客力を補うという道もあるし、自店独自に地元食材とだし文化を掛け合わせた限定メニューを開発するという道もある。いずれにしても、地域ブランド化と自店の独自性のバランスを考える視点が役立つだろう。
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