
ドトール・日レスホールディングスの2027年2月期中間期決算(3〜8月)は、売上高857億3600万円(前年同期比7.5%増)、営業利益73億8400万円(38.1%増)、経常利益75億3400万円(37.0%増)、中間純利益52億1900万円(32.7%増)となった。高単価商品投入やドトールコーヒーの価格改定、一部業態のメニュー改定で客単価を引き上げ、キャッシュレスキャンペーンで新規・リピーター獲得も推進。既存店売上はドトールコーヒーグループ3.1%増、日本レストランシステムグループ2.7%増。出店は直営17店、加盟9店、海外1店の計27店で、公園内立地の開拓も進めた。日本レストランシステムグループの売上高は293億2900万円(3.5%増)、セグメント利益27億4800万円(21.8%増)。
原価や人件費の上昇に悩む中で、値上げと客単価戦略がしっかり利益に結びついている実例は、多くの経営者にとって励みになるニュースではないでしょうか。
大手チェーンが価格改定と高付加価値商品の投入を組み合わせ、客数減少リスクを抑えながら増益を実現している構図が見えます。キャッシュレス施策による新規・リピーター獲得も既存店売上の下支えになっている点は、業界全体の値上げ局面における一つのモデルケースと言えます。
単純な値上げではなく、高付加価値メニューの投入とセットで客単価を引き上げるという進め方は、他の規模の店舗でも参考にしやすい部分があります。キャッシュレスキャンペーンのような販促施策で客数を下支えしつつ単価を上げていく、という二段構えの方法論も選択肢の一つとして検討できそうです。
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