
回転すしチェーン「くら寿司」の米国子会社くら寿司USAが、2009年の進出以来出店を拡大し年内に100店舗達成の見込みとなった。今年は16店舗の新規出店を予定し、米国上場カジュアルレストランチェーンの中で1平方フィート当たり売上高が最高水準という。中長期目標は300店舗。今年2月にはトランプ大統領が個人資産として同社株式を取得していたことが米政府倫理局の開示で判明し、話題を呼んだ。
国内市場の伸び悩みに直面する経営者にとって、海外で急成長する同業の姿は励みにも焦りにもなる話題ではないでしょうか。
国内の回転すし市場が成熟する中、くら寿司は米国進出を成長エンジンと位置づけ、出店ペースと売上効率の両面で存在感を強めています。加えて大統領による株式取得というニュース性も加わり、海外展開への注目度を一段と高めた形です。
海外展開を検討する場合、まずは同業の進出事例から立地選定や現地オペレーションのノウハウを学ぶという道もありますし、逆に国内で差別化を徹底し独自の顧客基盤を固めるという道もあります。どちらを選ぶにせよ、話題性だけに引っ張られず自社の経営資源に合った戦略を見極めることが重要です。
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