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サンマルクHDが「つるとんたん」を128億円で承継、100億円規模M&Aを連発する狙いとは

外食ビジネスアナリスト三輪大輔
2026年9月26日 飲食note
サンマルクHDが「つるとんたん」を128億円で承継、100億円規模M&Aを連発する狙いとは

サンマルクホールディングスは2026年9月17日、カトープレジャーグループ傘下のケー・エキスプレスから「つるとんたん」事業を128億円で承継すると発表した。対象は国内直営14店舗、海外FC2店舗、製麺・ギフト販売事業で、2026年3月期売上高は61億3500万円。同社は2024年にも「京都勝牛」のジーホールディングスを112億円、「牛かつもと村」のB級グルメ研究所ホールディングスなどを105億円で取得しており、100億円規模のM&Aを連発している。チェーンオペレーションや物流網、海外展開力を活用した成長戦略を進めているとみられる。

フクタンのひとこと

自社の努力だけでは出店余地や資金力に限界を感じている経営者にとって、大手が次々と有力ブランドを買収していく動きは、複雑な思いで見ているニュースかもしれません。

サンマルクHDによる一連のM&Aは、既存ブランドの成長余地を自前の出店だけで確保するのではなく、確立された人気業態をチェーンオペレーションや物流網に組み込んで拡大するという、大手による業界再編の一環と位置づけられます。100億円規模の買収が連発している背景には、単店・中小チェーンでは実現しづらい資本力と海外展開のインフラがあると考えられます。

独立系や中小チェーンにとっては、大手の傘下に入ることで販路や物流網の恩恵を受ける選択肢もあれば、独自ブランドの強みを守り差別化を進める道もあります。また、こうした業界再編の動きを注視しながら、自社の強みをどう活かすか、あるいは提携やM&Aの可能性を検討するという道も考えられます。

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