
最低賃金の急激な引き上げにより、パート・アルバイトの賃金上昇率が正社員を上回るペースで進んでいる。UAゼンセンが9月3日に公表した2026年春闘の最終集計でもこの傾向が示された。非正規比率の高い流通・サービス業では、限られた賃上げ原資を正社員とパートのどちらに重点配分するか、難しい判断を迫られている。
限られた人件費予算の中で、誰にどれだけ賃上げを配分するかという悩みは、非正規比率の高い業態ほど深刻に感じられているのではないでしょうか。
最低賃金の急上昇はパート・アルバイトの時給に直接反映されるため、正社員の賃上げ幅がそれに追いつかないという逆転現象が構造的に起きやすくなっています。特に非正規比率の高い流通・サービス業ではこの歪みが顕在化しやすい状況です。
正社員の処遇を見直して逆転を防ぐという道もあれば、パートの待遇改善を軸に人材確保を優先するという道もあります。また、業務の役割分担を見直し、正社員とパートの賃金体系そのものを再設計するという選択肢も考えられます。
UAゼンセン、2027年春闘で賃上げ6%の素案 非正規は7%要求へ
愛媛のマキフーズ、AI活用の自作システムで月130時間削減し地方大会最優秀賞
鹿児島県の最低賃金、25日から1090円に 過去2番目の上げ幅で飲食店にも人件費圧力
給食の人手不足対応へ、特定技能の分野移し来年4月に外国人材受け入れ再開
物価高に賃上げ追いつかず、労組が最低時給1800円要求で春闘方針飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食経営者のためのメディアです。無料会員になると、自分の業態を選んで関係するニュースを前に出せます。
飲食noteを続けて読んでいただいています。無料会員になると、自分の業態を選んでその業態のニュースを前に出せて、気になるタグの新着もフクタンの解説つきで受け取れます。