
厚生労働省の中央最低賃金審議会で、労働者側代表が2026年度の最低賃金について昨年を上回る大幅な引き上げを求めた。食品価格の上昇が低収入層の生活を圧迫していることが背景にある。最低賃金を上げること自体は労使双方が一致しているが、具体的な引き上げ幅は今後の議論次第となる。
人件費の上昇が続く中で、また最低賃金が上がるという話を聞くと、経営の先行きに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。特に人手を多く抱える飲食店にとっては、頭の痛い話です。
最低賃金の引き上げは毎年の恒例行事のようになっていますが、今年は食品価格の高騰を理由に労働者側がより強い引き上げを求めている点が特徴です。飲食業は労働集約型で最低賃金付近の従業員も多いため、引き上げ幅次第で人件費への影響が大きく出やすい業種と言えます。
人件費上昇への対応としては、メニュー価格の見直しで原価と人件費増を吸収するという道もあれば、業務の効率化や省人化投資で人件費比率を抑えるという道もあります。また、パート・アルバイトの待遇改善を先行して行い、採用力を高めて人手不足そのものを緩和するというアプローチも考えられます。
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