経済産業省は7月30日、2023年策定の「企業買収における行動指針」を補う文書を正式公表した。買収提案の受け入れ検討で価格以外の要素も考慮できると明記し、従業員・取引先への貢献や経済安全保障対応なども企業価値に含まれ得るとした。定量化が難しい価値でも株主への説得力ある説明が条件となる。4月に原案を公表し6〜7月にパブリックコメントを実施していた。上場企業のM&A実務全般に影響する内容で、直接的な飲食業向け施策ではない。
M&Aや買収と聞くと、大企業の話で自分の店には関係ないと感じる経営者も多いはずです。
今回の補足文書は上場会社を主な対象とした行動指針であり、飲食業界の中小企業に直接適用されるものではありません。ただ、M&A全体を巡る国のルール整備が進む流れは、将来的にチェーン同士の統合や事業承継型M&Aの環境にも影響し得る構造的な動きといえます。
直接の対象でなくても、業界内でM&Aや事業承継の相談窓口・支援制度の動向をウォッチしておくという道もあります。また、将来的な譲渡や統合を見据えるなら、早めに専門家やM&A仲介に相談し情報を整理しておくという選択肢も考えられます。
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