
エム・ピー・ソリューションが東京都在住20〜69歳の男女600人を対象に実施した調査によると、ラーメン店で現金払いをしている人の73.8%が「本当はキャッシュレス決済を使いたい」と回答した。また、キャッシュレス派のうち2人に1人が、決済非対応を理由に入店を断念した経験があることも判明した。インバウンド需要の回復や社会全体のキャッシュレス化が進む一方、ラーメン業態では依然として現金決済のみの店舗が多い実態が浮き彫りになった形だ。
券売機や現金のみの運用に慣れていると、設備投資や手数料の負担を考えてキャッシュレス導入をためらう気持ちはよく分かります。長年のオペレーションを変えるのは簡単なことではありません。
今回の調査では、現金払いをしている客の大多数が本音では非現金決済を望んでおり、決済手段の未整備が機会損失に直結している可能性が示されています。インバウンド客の増加や都市部での決済環境の整備が進む中、ラーメン業態は特に現金依存が根強い業種として浮かび上がりました。
すべての客層をカバーする必要はなく、回転率や客単価を踏まえて一部の決済手段から段階的に導入するという道もあります。また、券売機のキャッシュレス対応化や、手数料負担の少ない決済サービスを比較検討するという方法も考えられます。まずは現状の機会損失がどの程度あるか、来店客の属性を把握するところから始める道もあるでしょう。
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