
味の素は12月1日納品分から、業務用マヨネーズおよびマヨネーズタイプ製品15品を約6〜10%値上げする。中東情勢による油脂などの原料価格上昇に加え、包材費・物流費の上昇が続き、企業努力だけでのコスト吸収が困難になったことが理由。同時に家庭用の〈ピュアセレクト マヨネーズ〉各サイズや〈コクうま65%カロリーカット〉〈サラリア〉など計6品も同幅で値上げする。業務用・家庭用双方での価格改定となる。
仕込みで欠かせないマヨネーズがまた値上がりすると聞くと、メニュー原価の再計算を思うだけでため息が出る経営者も多いはずです。地味な調味料の値上げほど積み重なると効いてくるものです。
油脂原料や包材、物流コストの上昇は業務用調味料メーカー全体に共通する構造的な問題であり、味の素に限らず今後も同様の値上げが他社・他品目に広がる可能性があります。マヨネーズは仕込みやサイドメニューに幅広く使われるため、影響範囲が広い点も特徴です。
値上げ分をメニュー価格に反映する、使用量を見直して原価率を調整する、あるいは代替調味料や自家製ソースへの切り替えを検討するという道もあります。仕入れ先との価格交渉や、まとめ買い・発注頻度の見直しでコスト吸収を図る方法も選択肢の一つです。