
野村不動産および野村不動産コマースは、商業施設・店舗・顧客をつなぐコミュニケーションアプリ「ののの」を2026年11月2日に提供開始すると発表した。対象は約700店舗規模で、買い物や外食など日常の店舗利用に加え、投稿や「ありがとう」といった交流機能を通じて利用者と店舗のつながりを深める設計としている。コンセプトは「わたしの、あなたの、みんなの毎日をちょっとうれしく」。
商業施設に入るテナントとして、新しい集客の仕組みが外部から降ってくるとき、期待と同時に「また覚えることが増えるのか」という負担感を抱く経営者も多いはずです。
これはデベロッパー側が、商業施設全体の回遊性と顧客ロイヤルティを高めるために、店舗横断型のコミュニケーション基盤を自ら整備しようとする動きです。約700店舗規模という数字からも、単独店舗の販促努力では届きにくい「施設全体での顧客接点づくり」を狙っていることがうかがえます。
導入が決まった施設のテナントであれば、まずは投稿や「ありがとう」機能をどう自店の常連化に活かせるか試してみるという道があります。一方で、既存のSNSや自社アプリとの役割分担を整理し、顧客データが分散しすぎないよう使い分けを検討するという考え方もあります。
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