
王将フードサービスの2027年3月期第1四半期決算は、売上高282億1400万円(前年同期比4.9%減)、営業利益14億1500万円(52.8%減)、経常利益16億800万円(48.4%減)、純利益9億8800万円(53.7%減)となった。前年同期はテレビ番組等のメディア露出で売上が大きく伸びた反動に加え、デリバリー需要の落ち着きや物価高による節約志向、各種コスト上昇が重なり減収減益となった。回復策として季節限定の「夏餃子」「夏ラーメン」の販促強化を進めている。
前年の好調が「特需」だったと分かると、経営の手応えが急に不安定に見えてしまいますよね。数字だけ見ると厳しい印象ですが、要因を分解すれば冷静に次の手を考えられます。
今回の減益は、話題性による一時的な売上増の反動、コロナ後のデリバリー需要の沈静化、物価高による節約志向、コスト増という複数要因が重なった結果であり、外食大手チェーンにも共通しやすい構造的な課題です。話題頼みの集客は反動リスクを伴うことが改めて示された事例といえます。
季節限定メニューでの販促強化のように、話題性に頼らず定期的に新規需要を作る施策を積み重ねる道もあります。あわせて、デリバリー需要の変化を前提に店内・テイクアウトの比率を見直したり、コスト構造そのものを点検して原価や人件費の使い方を調整するという方法も考えられます。
イートアンドHD、新中計始動 工場再編と新業態で稼ぐ力を強化
大阪王将の「イートアンドHD」、北米・ASEANでM&A展開へ海外事業拡大
ファミレス9月度、サイゼリヤ10.6%増で業界牽引 すかいらーくも客単価上昇で増収
イートアンドHD上半期は増益、包材・原料高でも通期予想は据え置き飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食経営者のためのメディアです。無料会員になると、自分の業態を選んで関係するニュースを前に出せます。
飲食noteを続けて読んでいただいています。無料会員になると、自分の業態を選んでその業態のニュースを前に出せて、気になるタグの新着もフクタンの解説つきで受け取れます。