
尼崎市は「もったいない!あまがさき推進店」に登録する市内35店舗の協力を得て、食品ロス削減を目的とした「もったいない!デジタルスタンプラリー」を開催する。今年度は電子地域通貨「あま咲きコイン」と連携する仕組みが導入される点が特徴で、消費者に食品ロス削減への協力を促しつつ、地域通貨の利用促進も同時に図る自治体主導の取り組みとなっている。参加店舗は35店舗にのぼり、行政と地域店舗が連携した施策として展開される。
食品ロス対策は日々の営業でも頭を悩ませるテーマだけに、行政が旗振り役になって取り組みを後押ししてくれるのはありがたいと感じる経営者も多いはずです。
自治体が電子地域通貨と絡めて消費者行動を促す施策は、単なる啓発にとどまらず実際の来店・購買につなげようとする狙いが見えます。食品ロス削減と地域経済活性化を同時に狙う官民連携型の取り組みが各地で増えている流れの一例と位置づけられます。
こうした自治体施策への参加は、新規客の来店動機づくりや地域通貨利用者の取り込みにつながる可能性があるため、参加要件やメリットを確認してみるという道もあります。一方で、自店の食品ロス対策そのものを見直すきっかけとして活用する道もあり、必ずしもキャンペーン参加自体が目的化しなくてもよいでしょう。