
KDDIはフードデリバリー「menu」を2026年9月30日で終了し、運営会社も解散・清算する方針を発表した。Uber Eatsなど外資の競争が激化する中、国内大手の一角が撤退した形。一方、出前館はサッカーW杯日本代表戦でデリバリー需要が急増し、チュニジア戦当日は完了注文数が4週前比3.3%増、試合前2時間は24.1%増を記録。バーガー・サンドイッチ、ピザ、寿司・海鮮、たこ焼き・お好み焼きなど、複数人でシェアできるジャンルが特に伸びた。
デリバリーサービスの浮き沈みは、店舗側の売上チャネルにも直結するだけに気になるニュースです。頼れるプラットフォームが減っていくことに不安を感じる経営者も多いはずです。
国内発のデリバリーサービスが撤退し、外資と出前館の寡走が進む構図が鮮明になっています。大型イベント時の需要は特定ジャンル・シェア型商品に偏る傾向も見えてきました。
複数のデリバリープラットフォームに依存せず自社サイトやSNSでの直接注文導線を整える道もありますし、逆に残存する大手プラットフォームとの関係を強化しイベント需要を取り込む道もあります。シェアしやすいメニュー開発でスポーツ観戦需要を狙う選択肢も考えられます。