
農水省の発表によると、9月7〜9日の全国小売価格でたまご1パックの平均価格が309円と過去最高値に並んだ。鳥インフルエンザの影響による供給減と月見商戦の需要増が要因。豚肉も100グラム293円で最高値を更新し、牛肉の高止まりを背景に割安な豚肉需要が拡大したことが影響とみられる。鶏もも肉も155円と最高値に近い水準となり、食肉・卵の高騰が続いている状況が示された。
卵や豚肉は多くの飲食店で毎日使う食材だけに、最高値更新のニュースは他人事とは思えない負担増として受け止められているのではないでしょうか。
今回は卵・豚肉・鶏もも肉と、外食で使用頻度の高い食材が同時に高騰している構造です。鳥インフルエンザによる供給減、季節需要の増加、牛肉高止まりによる代替需要の拡大という複数の要因が重なっており、単発の一時的な値上がりというより、複数食材にわたる原価上昇圧力として捉える必要がありそうです。
メニュー価格への反映を検討する道もあれば、卵や豚肉の使用量を抑えた新メニューへの切り替えを試みる道もあります。また、複数の仕入れ先を確保して価格変動リスクを分散するという方法論も考えられます。