回転寿司「銚子丸」が27年2月期の連結業績予想を上方修正した。売上高は241億2200万円から253億円(前期比6.9%増)、営業利益は12億300万円から18億8000万円(同19.4%増)、純利益は7億8500万円から12億2000万円(同21.3%増)へ引き上げ。期末配当も15円から16円(前期14円)に上方修正した。上期は目の前での鮮魚解体パフォーマンス強化やメディア露出、テレビCMなどの販促が奏功し、既存店売上高が計画を上回ったことが要因とされる。
販促投資が数字として跳ね返ってくると、経営の手応えを実感できて嬉しいものです。地道な現場パフォーマンスやメディア露出の積み重ねが評価につながった好例だと感じる経営者も多いのではないでしょうか。
外食業界全体で客単価や既存店売上の伸び悩みが話題になる中、回転寿司大手が販促強化によって既存店売上を計画以上に伸ばした点は、業態を問わず参考になる動きです。パフォーマンス性のある接客や広告投資の効果を数字で示した事例として位置づけられます。
来店客の目の前で行う調理・解体パフォーマンスなど、体験価値を高める施策を強化するという道もあります。またテレビCMや各種メディア露出への投資配分を見直し、広告宣伝費・販促費の使い方を効果測定しながら最適化するという方法も考えられます。自店の規模に応じて、SNSでの発信強化など低コストな代替策を検討する選択肢もあるでしょう。