
幸楽苑の27年3月期第1四半期(4-6月)決算は、経常利益が前年同期比23.6%増の3.3億円となった。4-9月期(上期)計画7.6億円に対する進捗率は43.4%で、前年同期の35.4%を上回る。売上営業利益率も前年同期の3.8%から4.3%へ改善しており、収益体質の強化がうかがえる決算内容となった。
ラーメン業態の経営者にとって、大手チェーンの利益率改善は励みにも危機感にもなるニュースではないでしょうか。
外食大手の決算は原価高騰・人件費上昇が続くなかでの数字であり、増益・利益率改善は値上げやオペレーション効率化の成果が出ている可能性を示す一つの指標です。個店にとっても同じ環境変化への対応状況を測る参考材料になります。
大手の動きをそのまま真似るのではなく、自店の原価構造や客単価に照らして値付け・メニュー構成を見直すという道もあります。また、利益率改善の背景にある効率化施策(仕入れ・オペレーション)を情報収集し、取り入れられる部分だけ参考にするというやり方も考えられます。