バー業態を展開する「お酒の美術館」が、100店舗超えを機に出店ペースが鈍化している状況を受け、トリキ(鳥貴族)創業者の大倉忠司氏を社外顧問に迎える方針であることがフードリンクニュースの取材で明らかになった。全国チェーンとして急拡大した鳥貴族の展開ノウハウを取り込み、次の成長フェーズに向けた体制強化を図る狙いとみられる。具体的な就任時期や役割の詳細は明らかにされていない。
100店舗という大台を超えた後の踊り場は、多くのチェーン経営者が直面する悩みですね。勢いだけでは超えられない壁に、危機感を持って向き合う姿勢に共感します。
多店舗展開は50〜100店を境に、出店立地の枯渇や組織運営の複雑化で成長スピードが落ちるケースが多く、今回の顧問招聘もその踊り場対策の一環と位置づけられます。全国チェーン化のノウハウを持つ外部人材を招くのは、業界でもよく見られる打ち手です。
外部顧問を招いてノウハウを取り込む方法のほか、自社内でエリア別のフランチャイズ体制を整備する道、あるいは出店数よりも既存店の収益力強化に軸足を移すという選択肢も考えられます。自社の店舗特性や資本体力に応じて、どのアプローチが合うか見極める視点が重要になりそうです。