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不漁続きの佐渡トビウオすり身、漁獲回復で数量限定復活へ

新潟日報
2026年8月3日 飲食note
不漁続きの佐渡トビウオすり身、漁獲回復で数量限定復活へ

新潟県佐渡市の名産トビウオのすり身が数量限定で復活した。近年不漁が続いていたが、今季は水揚げが回復の兆しを見せている。水産加工会社「両蒲」は一昨年夏に生産を終了していたが、地元の「わだつみの一二三」が別の魚で代替製造を続けてきた技術を活かし、トビウオを使える機会を捉えて商品化した。学校給食からも引き合いが出ているという。

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漁の不安定さに翻弄されながらも地域の味を絶やさず守り続けてきた関係者の努力には、同じく仕入れの変動と向き合う飲食・食品事業者として頷ける部分が多いはずです。良い水揚げのタイミングを逃さず商品化した判断力にも共感を覚えます。

水産物は漁獲量の年変動が大きく、原料が不安定な商品ほど「代替原料での継続」と「本来原料での復活」を柔軟に切り替える体制が求められます。今回は地元の別業者が技術を継承していたことで、供給停止後も地域の味の断絶を防げた点が構造的に注目されます。学校給食という安定需要先を確保できたことも、地域食材のブランド維持に寄与しています。

主力原料が不漁の際は、風味や用途が近い別の食材で代替しつつ商品ラインを維持し、原料が回復したタイミングで本来の商品として復活させるという段階的な運用の道があります。また、地域の学校給食や自治体向け販路を早期に確保しておくことで、数量限定商品でも安定した出荷先を作るという方法も考えられます。加工技術やレシピを別の事業者へ継承しておくことで、生産休止時にも地域の味を絶やさないリスク分散策も一つの選択肢です。

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