ワタミグループが展開する米国発アメリカンダイニング「TGIフライデーズ」が、2026年7月31日に東京・新宿歌舞伎町へ国内新フラッグシップ店をオープンする。席数105席、営業時間11時〜23時の年中無休。世界41カ国で450店舗以上を展開する同ブランドは日本で1999年に渋谷1号店を出店して以来、都心部を中心に店舗展開してきたが、近年は出店ペースが鈍化していた。歌舞伎町という国内外からの集客力が高いエリアに旗艦店を構えることで、インバウンド需要も取り込みつつブランドの再成長を図る狙いとみられる。
インバウンドの波に乗りたいと考える経営者は多いものの、実際に一等地へ大型投資できる企業は限られており、その決断力と資金力に驚かされる読者も多いのではないでしょうか。
既存の海外発チェーンが国内で店舗網を縮小・停滞させるケースが目立つ中、あえて歌舞伎町という激戦区にフラッグシップ店を構える動きは、インバウンド需要を軸にブランドを立て直そうとする典型的な戦略の一つと位置づけられます。集客力のあるエリアへの再投資は、外食大手が海外ブランドの日本展開を再活性化させる際の一つの型ともいえます。
自社でも同様に、訪日客が多いエリアへの旗艦店・体験型店舗の出店を検討するという道もありますし、逆に既存店の体験価値(接客・演出・限定メニューなど)を磨き込んでブランド力を底上げするという道もあります。また、フランチャイズ展開を絡めて投資リスクを分散しながら店舗網を広げる方法も選択肢の一つです。
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