
牛丼チェーンを展開する松屋フーズホールディングスが、すし専門店「すし松」の新店舗を千葉県八千代市に9月29日午前11時にオープンする。「すし松」は2007年に登場した注文型のすし業態で、手頃な価格と本鮪など新鮮なネタが特徴。駅前や繁華街など首都圏を中心に展開してきたブランドで、今回の出店もその流れに沿ったものとみられる。
牛丼で知られる大手チェーンが手掛けるすし業態の出店ニュースに、驚きと同時に危機感を覚える個人店経営者も多いのではないでしょうか。
外食大手が本業以外の業態に多角展開する動きは近年珍しくなく、価格競争力とブランド力を武器に既存の商圏に参入してくる構造が見られます。すし業態においても、大手チェーンの出店攻勢は独立系すし店にとって無視できない環境変化です。
価格勝負を避け、対面接客や職人技、地域密着といった大手が模倣しにくい強みを打ち出す道もあります。また、大手の出店を商圏の認知度向上や来店動機のきっかけと捉え、共存を図る考え方もあるでしょう。