
阪急うめだ本店地下1階の洋菓子売場に、新ブランド「アトリエうかい サンティール」が10月23日にオープンした。同ブランドは店内に厨房を備え、でき立ての洋菓子を提供する業態で、こうした厨房併設型の店舗としては関西の百貨店に初めて出店する事例となる。百貨店の食品フロアで焼きたて・できたてを訴求する体験型売場づくりの一例といえる。
百貨店の目玉売場に新しいブランドが入ると、周辺のスイーツ店や洋菓子店としては客足の変化が気になるところだと思います。
百貨店の食品フロアでは近年、できたて・焼きたてを売場で見せる体験型の店舗づくりが各地で進んでおり、今回の出店もその流れの一つと位置づけられます。厨房併設という形態は、商品力だけでなく「その場での調理」自体が集客要素になっている点が特徴です。
近隣の洋菓子店やベーカリーにとっては、同じ商圏での体験型売場の増加を踏まえ、店頭での製造工程の見える化や試食提供を強化するという道もあります。また、百貨店という高価格帯・高感度な客層向けの施策を、自店の客層に合わせて簡略化して取り入れる方法も考えられます。
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