
新潟県新発田市の「道の駅加治川」に、市内産の野菜や食材を使った新メニュー「加治川のお花見らーめん」が登場した。ラーメン店「一風堂」を運営する企業とのコラボレーションで開発され、加治川沿いの桜をイメージし、三色だんごを添えるなど花見の世界観をどんぶりで表現している。新発田市の食の魅力を発信する目的で企画された取り組みという。
道の駅という限られた集客環境の中で、地域の魅力を新メニューという形にまとめ上げた担当者の工夫には頭が下がります。地元食材をどう見せるかという悩みは多くの飲食店経営者にも共通するところでしょう。
大手ラーメンチェーン運営企業と地域の道の駅がコラボする形は、ナショナルブランドの開発力と地域食材・観光資源を組み合わせる販促手法の一例と位置づけられます。地方の道の駅や観光地の飲食施設では、こうした異業種・大手との連携による話題作りが集客の一手段として増えている流れがあります。
大手企業とのコラボが難しい個人店でも、季節感を可視化する盛り付けの工夫や、地元食材を使ったストーリー性のあるメニュー開発という道もあります。また地域の観光協会や道の駅と連携し、共同でメニューを企画・発信する方法も選択肢の一つと言えるでしょう。