
甲府市向町で「横浜家系ラーメン大黒家 甲府向町店」が9月14日にオープンした。運営するAO(甲府市丸の内2)が展開する家系ラーメンブランドの甲府圏4店舗目で、出店場所は5月31日に閉店した「吉野家 甲府バイパス向町店」跡地。国道20号沿いのロードサイド物件で、黒を基調とした外観に軒下の電球装飾を施し、カウンター13席を含む37席を用意した。初日は約650人が来店したという。家系ラーメンは1974年創業の横浜「吉村家」を源流とする、豚骨鶏がらスープと太めの麺が特徴の系統。
閉店した店舗の跡地が新しい業態で賑わいを取り戻す様子は、同じロードサイドで店を構える経営者にとって励みにも刺激にもなるニュースではないでしょうか。
ロードサイドの大手ファストフード跡地に地域展開型の家系ラーメンブランドが出店し、初日から高い来店数を記録した事例です。空き店舗の再活用と、地方都市での多店舗展開ブランドの拡大という二つの流れが重なっています。
閉店跡地の居抜き活用による出店コスト圧縮を検討する道もあれば、既存のロードサイド需要を取り込むためにブランドの認知度や外観デザインで差別化を図る道もあります。近隣での初日来店数の高さから、開店前後の販促設計を見直す機会と捉えることもできそうです。