居酒屋「わらやき屋」などを展開するDDグループが、現地決済型ふるさと納税サービス「ぺいふる」を提供するビッグゲート(宮城県石巻市)と資本業務提携し、ふるさと納税の仲介事業に参入した。ビッグゲートは30を超える自治体のふるさと納税事業を支援してきた実績を持つ。DDグループはコメや青果などの返礼品を、自社グループの外食店舗や食材の共同仕入れに活用し、地方の食文化発信や地域活性化につなげる「地域創生事業」を新たな事業の柱として本格始動させる。
地方の食材や郷土料理をどう自店のメニューに取り込むか悩む経営者は多く、こうした大手の動きは仕入れルートや商品開発の新しいヒントとして気になるところです。
外食大手が自治体ネットワークとふるさと納税の仕組みを取り込み、返礼品の食材を店舗の仕入れとメニュー開発に直結させる動きは、食材調達と地域連携を組み合わせた新しい事業モデルの一例と位置づけられます。単なる企業版ふるさと納税の寄付活用ではなく、外食店舗網を生かした販路づくりという点が特徴的です。
個店であっても自治体のふるさと納税事業者や産地と直接つながり、限定食材を使ったメニューを企画するという道もあります。また、こうした大手の地域連携の枠組みに食材供給側として参加する、あるいは自店の郷土料理・地域性をSNSや店頭で発信して差別化を図るという選択肢も考えられます。
飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食店経営者のためのメディアです。