
大阪市内で焼肉店など17店舗を展開する株式会社MRホールディングスが、2026年7月17日に新業態『大衆焼肉屋まるよし 京橋駅前店』をグランドオープン。開店を記念し、姉妹店の焼肉ホルモンまるよし精肉店では国産牛カルビを税込218円という原価超えの限界価格で提供する記念イベントを実施する。同社は焼肉12店舗、居酒屋3店舗、鉄板1店舗、鰻屋1店舗を運営しており、既存の精肉店ブランドとの連動で新店の集客につなげる狙いがうかがえる。
新店オープンの度に採算度外視の値付けを迫られる現場の苦労は、多くの経営者にとって身に覚えのある悩みだと思います。話題性を作るための一手が、同時に利益を削る一手でもあるという矛盾に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
複数業態・多店舗展開を行う企業が新業態を出す際に、姉妹店を巻き込んで話題作りのイベントを打つのは、焼肉業態が競合の多い大阪エリアで目立った施策と言えます。原価を超える限界価格の提供は、短期的な赤字を受け入れてでも新店の認知拡大を優先する判断とみられます。
限界価格イベントは一時的な話題作りとしては有効ですが、同時に既存店の収益を守る仕組みをどう作るかが問われます。姉妹店・グループ店同士で送客を連動させる方法や、期間・数量を限定して赤字幅をコントロールする方法など、複数のアプローチを組み合わせる道もあります。
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