グローバルダイニング(東証7625)は2026年1〜6月期(上半期)の連結純利益が前年同期比51倍になったと発表した。同社は4月30日時点で通期の連結業績予想を売上高140億3200万円、純利益6億8900万円と修正しており、今回の上半期決算発表でもこの通期予想を据え置いた。第1四半期は売上高が前年同期比14.51%増の34億3400万円、純利益は黒字転換で2億2600万円だった。
数字の急回復を見ると、外食企業も苦しい時期を乗り越えつつあるのだと勇気づけられる経営者も多いはずです。ただ「51倍」という見出しの裏側にある実額の小ささには、冷静に目を向けたいところです。
コロナ禍後の需要回復や既存店の収益改善が進む中、外食チェーンの決算では前年の低水準からの反動増による大幅な増益率が目立つ局面が続いています。今回のケースも、通期予想自体は据え置かれており、上半期の伸びをそのまま通期の成長スピードと捉えるべきではない位置づけです。
自社の決算数字を見る際にも、前年同期比の倍率だけでなく実額や通期見通しとの整合性を確認するという視点を持つ道があります。また同業他社の上半期実績を横並びで比較し、自店の商圏や客層に近い企業の動向を参考にするという方法も考えられます。
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