
居酒屋を展開するNATTY SWANKYホールディングスは8月の既存店売上高が前年同月比3.1%増となり、9カ月連続で前年を上回った。客数は同3.7%減、客単価は同7.0%増。8月は「ウルトラマン」コラボや、ランチ定食注文者へのソフトドリンク無料キャンペーンを実施した。8日の株価終値は前日比8円安の2626円だった。
客単価は伸びているのに客数が減っている――多くの居酒屋経営者が抱える悩みと重なる数字ではないでしょうか。値上げやコラボ企画で単価を維持しつつ、来店頻度をどう保つかは共通の課題です。
既存店売上高は9カ月連続プラスと安定していますが、内訳を見ると客単価の伸びが客数減を補う構造になっています。IPコラボや無料サービスといった話題作りで来店動機を作りつつも、根本的な客数減トレンドには歯止めがかかっていない状況が見えます。
客単価アップで売上を維持する路線を続ける道もあれば、来店頻度を上げる施策(リピーター向け特典やSNS発信)に投資を振り向ける道も考えられます。両者のバランスをどう取るかは、各店舗の客層や立地によって変わってくるでしょう。