居酒屋チェーン「や台ずし」などを展開するヨシックスホールディングスが8月7日、27年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表した。連結経常利益は前年同期比15.8%増の7.2億円。ただし通期計画34.4億円に対する進捗率は21.0%で、赤字期を除く過去5年平均26.2%を下回った。売上営業利益率は9.2%から9.3%とほぼ横ばいだった。
増益という数字だけを見れば安心したくなりますが、進捗率が過去平均を下回っているという点に、複雑な思いを抱く経営者もいるのではないでしょうか。
居酒屋大手チェーンの決算は、業界全体の客足や原価動向を映す指標として注目されます。増益基調でも通期計画に対する進捗の鈍さは、下期に向けた慎重な見通しを示している可能性があります。
自社の月次実績を大手チェーンの四半期進捗と比べて業界の温度感を確認するという方法もありますし、利益率の横ばい傾向から原価・人件費コントロールの工夫を参考にするという道もあります。