
新潟市の新潟中央高校食物科の生徒と県などが産学官連携で進める“米粉ラーメン”開発プロジェクトで、新たに9種類の米粉ラーメンが7月30日にお披露目された。全国1位の生産量を誇る新潟県産米粉の魅力発信を目的に昨年度から開始。麺のゆで加減の調整には4~5年の試作を重ねたといい、提供店舗9店が集まり調理実演も行われた。メニュー名は生徒たちが考案し、もっちり・つるっとした食感を表現した名称になっている。
新メニュー開発に何年も試作を重ねる苦労は、多くの飲食店経営者にとって身に覚えのある話ではないでしょうか。地元食材の魅力をどう表現し伝えるかという悩みに共感する人も多いはずです。
この取り組みは、地域産の米粉という素材を軸に、高校・行政・複数店舗が連携してご当地グルメを育てる産学官連携型の商品開発事例と位置づけられます。単独店舗では難しい試作の蓄積やブランディングを、地域ぐるみで行っている点が特徴です。
自店だけで新商品開発のリソースを抱えるのが難しい場合、地域の学校・行政・同業他店との連携でコストと知見を分散させるという道もあります。また、既存の人気メニューに地元産食材を組み合わせて話題性を作るという方向性も考えられます。どちらを選ぶにせよ、地域資源をどう自店の強みに結びつけるかが鍵になりそうです。
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