
食品卸大手トモシアホールディングスは6月24日、32回目となる消費者向けキャンペーン「春の冷凍食品祭り」の抽選会を東京都内で開催した。今回は冷食メーカー20社が協賛し、全国2272店舗の小売業が参加。4~5月の実施期間中の応募総数は11万4585口と前回から3割超増加し、過去最多を記録した。期間中の同社の冷凍食品売上げも124億円を超えるなど好調な結果となり、冷食需要の高まりを裏付ける結果となった。
冷凍食品の販促企画がこれだけの反響を集めたと聞くと、自店の集客施策にもヒントがないか気になる経営者は多いはずです。応募数の伸びという数字は、消費者の節約志向や簡便志向の強まりを映す一つの手がかりとも言えます。
今回の事例は卸主導の大型キャンペーンですが、背景には家庭での冷凍食品活用が広がっている構造的な流れがあると考えられます。外食・中食との使い分けが進む中、家庭内消費(内食)の選択肢として冷食の存在感が増していることは、外食店の集客戦略にも間接的に影響し得るテーマです。
自店でも冷凍食品や簡便食材を活用したメニュー開発で差別化を図る道もあれば、逆に「その場でしか味わえない」体験価値を前面に出して差別化する道もあります。取引先の卸・メーカーが実施する販促企画に相乗りし、自店の集客に取り込むという方法も一案です。
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