
サガミホールディングスが発表した2026年4〜6月期連結決算は、売上高が前年同期比5%増の98億円だったが、営業利益は13%減の6億8500万円、純利益は21%減の4億7600万円にとどまった。食材価格や人件費の高騰を吸収しきれず、一部店舗の閉店も響いた。主力の「和食麺処サガミ」はキャンペーンによる客単価向上で既存店売上高が1%増加。27年3月期通期予想は据え置き、売上高405億円(3%増)、純利益12億円(26%減)を見込む。
客単価を上げても利益がついてこないという状況は、多くの経営者が今まさに直面している悩みではないでしょうか。売上が伸びているのに利益が減るというギャップは、じわじわと経営体力を削っていきます。
和食チェーン大手でも食材費・人件費の高騰を価格転嫁だけで吸収しきれず、営業利益・純利益ともに減益となっています。既存店売上が伸びても閉店店舗の影響が全体収益を押し下げる構図は、外食チェーン業界全体に共通する課題といえます。
客単価向上策と並行してコスト構造そのものを見直す道や、不採算店舗の統廃合を進めて収益効率を高める道が考えられます。また、値上げのタイミングや幅を細かく調整しながら顧客離れを防ぐ工夫を続ける方法もあります。