
株式会社ガーデンが運営する「壱角家」は2026年9月1日から11月30日まで期間限定で『塩壱郎ラーメン』を全国の壱角家店舗(成田空港店・神宮球場店・プレナ幕張店を除く)で販売する。家系ベースのスープに野菜の甘みと背脂を使い、特製しょうが醤をアクセントにした塩ラーメンで、見た目はこってりだが食べるとあっさりの「こっさり」感を打ち出す。同時に、壱角家×油そば総本店の二刀流ハイブリッド店舗では『壱郎油そば』も販売する。
季節の変わり目に新メニューを打ち出すタイミング作りに頭を悩ませる経営者も多いのではないでしょうか。既存ブランドに新しい切り口を加える工夫は、日々の商品開発に通じるヒントになります。
家系ラーメンチェーンが「こってり×あっさり」という一見矛盾する訴求軸で期間限定メニューを展開する動きは、既存客の飽きを防ぎつつ新規客を取り込む戦略の一例と言えます。油そばという人気ジャンルを二刀流店舗で併売する形も、複数業態を掛け合わせた収益機会の作り方として位置づけられます。
期間限定メニューで話題性を作りつつ定番メニューへの回遊を狙う方法や、二刀流・コラボ店舗のように複数ジャンルを一つの店舗で提供する方法など、集客と商品開発を組み合わせるアプローチにはいくつかの道があります。自店の立地や客層に合わせて、期間限定施策の頻度や訴求軸を検討してみるという選択肢もあります。